すごい会議
昨日の”凄いチーム”に引き続き、今日は”すごい会議”。とは言っても、すごい会議
という本の話。

自らの体験を基にした、社員育成法やリーダーシップの取り方が分かりやすく書かれた本。筆者は現在もこの方法を基にしてコーチングを行なっているようで、会議の捉え方や会社を向上させるためのノウハウが詰まっている。本書はハワードというコーチングのプロの手法に基づいて書かれており、ヤフーなど大手でも実践されているようだ。

事業拡大を図る会社が直面している問題にスポットを当てており、その会社の問題点は、他の会社でもよく見られるごく当たり前の問題だった。経営陣と社員間の考えのズレ、会議や業務のマンネリ化、序列型組織が故の社員のやらされ感など。ハワード氏がその会議で実践したコーチング方法で特に印象に残っているのは以下の通り。

・ミーティングの最初に「ミーティグが終わった時にどんな成果を期待しているか」と尋ねる(ゴールの確認)

・意見は全て個々に紙に書かせる。その後、それを一人一つずつ発表していく形式(紙に書かせる目的は、意見が纏まりやすく発表に時間が掛からない、書いている間は人の意見が見えないので他人に左右されないなど。)

・「今までに何が達成されたのか?」(一人一つずつ意見を出していくので、一人の意見で全体の雰囲気が動くのではなく、皆の意見が均等に出る。)

・会社全体そしてマネジメントチームとして直面しているチャレンジに関してどんな問題点や懸念があるか、最も重要と思う事を2・3個書かせる(その際に、ハワードは必ずその問題点を「では、それをどうすれば~?」の形に変えて発表させる。例) 資金が足りない→「どうすれば資金が獲得できるだろうか?」、現行の製品が売れていない→「どのようにすれば製品が売れるか?」)

・「言わなかった問題、言えない問題、言ってはいけない問題は何か?」

・「では次は、この会社のひどい真実はなにか?」

・「最後に、あなた自身のひどい真実はなんだ?」と尋ねた

コーチングを受けた当人たちの実感によると、最初よりも後半の質問に対する答えの方が経営上より重要度が高いものだった。さらに、会議の最初にプラス面を発想することで、何かやってやろうというポジティブな考えで会議にも望めた。以上が大雑把ではあるがハワード氏が行ったコーチング内容だ。お気づきの通り、ハワードの仕事は、リクエスト雰囲気作り確認の質問をすることだけだった。

最後に纏められていた、“問題にぶつかった” 時の解決策を書いておく。
1.問題を「どのようにすれば~できるだろうか」的な発想
2.現状を書いて発表する
3.代替案を各自紙に書いて発表する
4.どれを実行するかしないか決めて、担当者と期日と望まれる高価を明確にし、コミットメントリストに記入する
5.ミーティング終了10分前になったら残った問題を誰がいつまでに解決するか、または放っておくかを合意する

これらを行なうと、大抵の場合は解決策が見えてしまうそうだ。
我々のグループワークでも使えるものがあるかどうか検討中している。
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by life-iedemadr | 2009-03-08 09:48 |
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