サンクコスト
ファイナンスの世界では、追加投資への意思決定の際にサンクコスト(埋没費用のことで、これまで既に投資した戻ってこないお金)を考慮に入れないのは常識のようだが、実際には中々難しい。個人的な場合を考えてみても、「ここまでお金を注ぎ込んだのだから・・」と考えることは、物事を判断する上でかなりのウェートを占めている。なぜなら、現在の自分があるのはこれまでの積み重ねの結果だとの認識が強いからだ。

授業中にサンクコストの例でよく出てくるのが、建設途中のビルや建物の例。マドリッドでも、新築だったり改築だったりする建物が途中でそのまま放置されている現場を見ることがある。これが所謂、埋没費用の典型例のようだ。「一般的には、どうして途中で建設が止まっているのか?と疑問に思うかもしれないが、それは将来生み出すキャッシュがこれから使う(サンクコストは除く)コストを超える見込みがない、つまりNPV(正味現在価値)がマイナスになっているから、企業は建設を中止と判断した結果だ。」、ということらしい。でも、「そのままにしておいたら建設に使われた材料などは錆びたり劣化したりしてしまうし・・」などと考えることもあるが、この世界では“もったいない”は対象外のようだ。シビアな世界だ。。。
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by life-iedemadr | 2009-03-22 19:58 | MBA 2nd Term
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