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今週末はずっとグループワークに専念していた。
その中の一つはマーケティングの授業の一環で、レガシーマイグレーションを主体としたビジネスを展開するERUDINEという会社に対するプレゼンテーションと資料作成だ。この会社はイギリスに本社を持ちまだ新しいのだが、従業員は75名程度おりこれまでもいくつかの大手企業への仕事を手がけた経験もある。 レガシーマイグレーションとは、簡単に言うとこれまで使っていた古いシステム(フレームワークやホストシステム)を現在の新しいシステム(WindowsやLinuxなど)に移し変える(オープン化)ことを言う。10年前などはパソコン自体も高かったし、性能も今の数分の一程度しかなかったが、技術発達により企業も一般的に市販されているようなハードの利用で業務をこなすことが可能になっているのだ。違いをあげるとすれば、フレームワークは安定性があるが値段が高い、一方でオープン系の方だと性能も確保されつつあり金額は数分の一ですむ。では、誰もがオープン化すればいいのでは?と思うだろうが、それに伴う移行作業は難易度や改善度の違いによって4種類ほどあるのだが、なかなか企業の思い通りには行かないのが現実のようだ。 そして、我々がプレゼンを行うことになっているERUDINEの販売する製品は、これまでのレガシーマイグレーションの定番であった4つのパターンの何れをも使わない全く新しいものだ。それはなんとプログラムを移行したり、書き直したりということは行わず、Input(入力情報)とOutput(出力情報)だけを元にしてこれまでのシステムを復元するそうだ。 システム関係の仕事をしている友人に色々とアドバイスを貰ったのだが、最初は全員が「そんなことが出来るのか?」という回答だった。我々も最初は、製品自体の理解に時間が掛かったのだが、とりあえずはこの製品を信じて、今後の英国内外での事業展開をどのようにしていくのかを検討していくことになる。ホームページを見ても実際には、何の製品を売り出しているのかがよく分からないので、その辺も検討の余地がありそうだ。 これまでのプレゼンと言うと、ケース(本)を読んでそれに対して結論を決め、その結論へ至る過程を説明する・・という感じで、必要な情報は全てケースの中に含まれていたが(書かれていないものは情報としない)、今回のように実在する企業に対する提案活動となると参考にする情報やマーケットなどは無限に存在するのでその絞込みが非常に難しい。まあ実際の社会では、後者が当然だからいい練習にはなると思う。
by life-iedemadr
| 2009-04-20 05:15
| MBA 2nd Term
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