マドリーダービー
昨日はレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードのマドリードダービーを観戦。人生初のサッカー観戦だったがある意味貴重な経験が沢山できて忘れられない思い出となった。

マドリッドに来てから「いつでもフットボール観戦に行ける」という思い込みからか、ついに1年以上もスタジアムに足を運ぶことは無かったが、今回は偶然にも日本人同期の方から誘いを受け、サッカー観戦することができた。特にサッカーに精通しているわけでもないが、レアルにはロナウド、カカ、ラウールなど知っている選手も多数在籍しているのでマドリッド滞在中に一度は観戦したいと思っていた。取りあえず選手名簿やチーム成績表をプリントアウトして事前学習しておいた。(当日は紙を家に置き忘れてしまったが。)

試合開始は22時から。その前に一緒に参加するメンバーと合流し夕食を済ませてからスタジアムまで行くことにした。今回はマドリッドの本拠地サンティアゴ・ベルナベウではなくアトレティコの本拠地ビセンテ・カルデロンスタジアム。ガイドブックを見てもその周辺にはあまりレストランなど情報が無かったが、エル・モリノンというスペイン北部料理のお店へ行った。タラやエビなど頼んだので値段は高くなったが味は美味しかった。初対面の2名は今年のIE Business Schoolの11月入学生だったが、人柄もよくすぐに打ち解け話が弾んだ。ビールで少し酔ったこともあり個人的にはこのまま家に帰っても満足といえる感じだった。レストランから徒歩20分ほどでスタジアムに到着するとの情報だったが、会話が弾んだこともありお会計をしたのが試合開始のほぼ20分前だった。

f0171157_7305755.jpgそこからいくら歩けどもスタジアムらしき建物が一向に見えない。。既に22時を過ぎた頃だろうか。暗闇の先から凄い歓声が聞こえ、我々もそちらへ向かい走り出した。見えた、左の写真がビセンテ・カルデロンスタジアムだ。このスタジアムの下には高速が通っていることで有名らしいが、街道から観客席がこんなにはっきりと見えるとは思わなかった。
チケットの受取はクレジットカードを機械に読み取らせてから受けとるシステムだった。少し迷ったが無事にチケットの受取も終え入り口に走る。その間にもかなりの歓声が上がっており外のモニターを見ると既に1点入っているようだった。

全員がこのスタジアムは初めてだったこともあり席を探すのにも手間取った。そして、やっと見つけた我々のシート。既に全部埋まっている。係りの人に説明して確認してもらったが、「席に座っている人がチケットを見せたくないとの事なのでどうしようもない。適当に席を探して座ってくれ」とのこと。そこで我々が立ち往生している間、周辺の観客からは「見えないから座れ!中国人!どっかへ行け・・」などと言う罵声が聞こえる。中国人は一人もいないのだが、我々全員がアジア系ということもあり完全にここではアウェイ状態。そんな状況の中、スペイン語堪能な一人が勇敢にも警察に事情説明をして警官3人ほどを連れてきた。周りも何事かとこちらをジロジロと見ている。結局は、我々のチケットが正規だということで我々のシートに座っていた4人は移動することになる。そして、今度は移動している一人とその彼に何か言った別の客とで取っ組み合いの喧嘩に。当然、警察や周りの人間が止めていたが我々の周囲は凄い雰囲気だった。

f0171157_732256.jpg客席を見渡すと本拠地ということもあり、9割以上の席は全てアトレティコのファン。それから変な気分でシートに座ると後ろからピーナツかヒマワリの種が飛んできた。周囲もダービーマッチで興奮しているのは分かるが、私はこの時点でアトレティコ・マドリッドが大嫌いになる。


f0171157_7313784.jpgこのシートから見るスタジアムはとても綺麗だった。この時点で既にレアルが2-0で主導権を握っていた。2点目のゴールも私は周囲の騒動の影響で見ていない。そして前半戦が終了。先ほど争っていた一人がこの時を待っていたとばかりに詰め寄りまた一騒動。我々はこの場所だとレアルの応援などできないので、遠くにかすかに見えるマドリッド応援席へ移動することにした。

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後半戦はここから見ることに。ほぼ最上階の席だったがここからでも試合は十分に楽しめた。テレビで見ている時はゴール前などの攻防戦意外は退屈するのだが、スタジアムにいると臨場感も伝わり退屈することは全く無かった。

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←はレアルとアトレティコの応援席の境界線に立つ警察官。我々の左右に20名以上は居たはずだ。

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試合終了直後の写真。レアルから一人退場者が出てアトレティコが2-3と詰め寄ったが、何とかレアルが逃げ切った。合計で5得点というアグレッシブな試合で見ている方も興奮させられた。

エントリーがかなり長くなってしまった。いずれにしても「外国で生きて行くとはこういうことだ!」と洗礼を受けたような印象に残る一日だった。
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by life-iedemadr | 2009-11-09 08:03 | その他
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