「ほっ」と。キャンペーン
閉幕
いよいよ新年度2010年がスタートしましたが、今年は良い年になるといいですね。

本日でこのブログを終了します。これまで少しでも多くの方にIE Business Schoolの中身を知っていただければと、そして日本にいる家族や友人へ向けてのスペイン生活の情報発信として、なるべく分かり易くブログを書くことを心掛けてきました。プレコースに始まり最後の卒業式まで全日程を完了した今、このブログの役割も終える時を迎えています。

受験時代、特に欧州MBAに的を絞っていた私は、関連情報が貧しい中で色々な学校の先輩方のブログに助けられた経験がある。パンフレットなどで見る情報はあまり特色が感じられず、どこか商業的な匂いすらしていて嫌いだった。そして予備校などの関係者による話もどこかバイアスの掛かった感じがしていた。一方で、ブログでは色々な視点から細かい情報が得られ、そこから得る情報が一番正確だと感じることが何度もあった。実際に起こった生の情報が学生により伝えられており、自分もクラスの一員のような気持ちで希望を持って読んでいたのを思い出す。“先輩方から受けた恩を後輩達へ受け継ぐ“というと少し大袈裟だが、私のブログが少しでもこれからMBAを目指す方々への参考になっていれば幸いである。

IE Business Schoolの現役生も数名がブログを書いているので最新情報はそちらの方を見て頂ければと思います。これまで読んで頂き本当にありがとうございました。色々な方の応援のお陰で最後まで楽しく続けることが出来ました。
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# by life-iedemadr | 2010-01-04 17:44 | その他
MBAとは
卒業式から10日経ち少し落ち着いてきたので、これまでの13ヶ月を振り返った感想を少し書きたいと思う。

MBAは本当に必要なのかどうか?」これは自分がずっと自問自答してきたことだ。そもそも何故このような疑問が起こるかというと、受験勉強時代から含めてやはり膨大な時間・費用が必要になるからだと思う。(社費でMBAへ参加される方は少し違うかも知れない。) そして、この質問に対する現在の私の回答は、“それは人それぞれ”だということ。(MBA的な回答It depends on…ですみません。) つまりそれぞれの目的によって大きく変ると思うのだ。経営能力を付けたい、英語で世界中の人達と議論したい、ネットワークを世界中に広げたい、過労続きでしばらく仕事から離れたい、もう一度学生生活を送りたい、転職用のステイタスとして・・・など色々と考えられる。

そもそもMBAは一つの学位であり資格的な要素はほとんどないので、MBAを持っていないと出来ないことなど何も無いはずだ。しかも、MBAは先に挙げたそれぞれの目的をクリアする為の一つの手段にはなり得るが、MBAでないと駄目な理由は一つもない。(MBA取得という経歴が欲しい人は別。) さらに、MBAで学べば経営者や管理者としての成功が約束されているわけでもない。我々が(少なくとも私が)MBAで学習したのは、経営能力全般を身に付ける為のほんの基礎の部分であり、初心者が少し学んだ程度ではその道の専門家(マーケティング、ファイナンス、ストラテジーなど)の足元にも及ばないのだろう。

それでも母国語ではない英語を駆使しながらのMBA生活をやり通せば、間違いなく辛抱強くはなるし、考える癖は身に付くようになると思う。更に、世界中から集まった(IE Business SchoolのDeanの最近のインタビューでは、延べ86ヶ国からの学生が集まっているとのこと。) 何らかの野心を持った仲間達と同じ空間で過ごすという経験。これは普段仕事をしていては中々味わえない体験になるはずだ。

私がMBAに本気で挑戦するきっかけになった言葉を紹介します。
以下、「AMO in CAMBRIDGE」のAMOさんのブログより抜粋。

Willingness to Take Risk

To laugh is to risk appearing a fool.
(笑うと、バカだと思われるリスクがある)

To weep is to risk appearing sentimental
(泣くとセンチメンタルだと思われるリスクがある)

To reach out for another is to risk involvement
(人にアプローチすると巻き込まれるリスクがある)

To expose your feeling is to risk rejection
(感情を見せると拒絶されるリスクがある)

To place your dreams before the crowd is to risk ridicule
(夢を語るとバカだと思われるリスクがある)

To love is to risk not being loved in return
(愛すると、見返りに愛してもらえないリスクがある)

To go forward in the face of overwhelming odd is to risk failure.
(変ったことをしようとすると失敗するリスクがある)

”But the risk should be taken, because ”

(しかしリスクは取るべきだ、何故なら)

Because THE GREATEST HARZARD IN LIFE IS RISK NOTHING.

(何故なら、人生において一番危険なことは、何もリスクを取らない事だからだ)

The person who risks nothing does nothing, has nothing, is nothing.

(リスクを取らない人は、何もしないし、何も持たないし、何者でもない)

He may avoid suffering and sorrow, but he cannot learn, feel, change, grow, or love.

(リスクを取らなければ、悲しむことも苦しむこともないだろう。ただし、それでは、学べない、感じる事が出来ない、変われない、成長できない、そして愛する事も出来ない)

Chained by his certitudes, he is a slave. He has forfeited his freedom.

(確実なことだけに縛られた、リスクを取らない人は奴隷と同じだ。自由を奪われたも同然だ)

Only a person who takes risk is free

(リスクを取る人だけが、『自由』を勝ち取る事が出来るのだ)
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# by life-iedemadr | 2009-12-31 19:58 | その他
IE Business School 学校説明会
既に各校で2010年度入学へ向けての選考も始まっている時期だと思いますが、今日は学校説明会のお知らせです。1月20日にアゴス・ジャパンでIE Business School学校説明会が行われます。本年度の卒業生も参加するようなので最新情報を聞けるチャンスかと思います。出願予定の方や受験を迷っている方は是非登録して参加されることをお勧めします。
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# by life-iedemadr | 2009-12-29 05:15 | その他
盗難騒動
卒業式から数日後、マドリッドの部屋も無事に引渡しが完了し大きい荷物を抱えてバルセロナへ向かった。マドリッドではとにかく“盗難だけには気をつけるように”と学校からも何度も注意を受けていたが、幸いにして私は何事も無くマドリッドで16ヶ月を過ごすことができた。マドリッドに感謝をすると同時にどこか悲壮感も感じながらマドリッドを後にした。

そして、バルセロナの空港から宿泊予定のホテルまで移動。カタルーニャ広場で電車に乗るために大きなスーツケース、リュックサック、そしてコンピューターの入った鞄を運んでいた時、髪に何か掛かった感覚が。「まさか、鳥の糞?」と思いつつも両手は塞がっているのでそのまま地下鉄の改札口に向かった。

f0171157_8421312.jpgその時、一人の男性が横から「君の後ろは凄く汚れている」と言って近づいてきた。抱えている鞄を見ると、何か茶色のものがベットリと着いていた。「髪も汚く汚れている・・・」などと言うので、仕方なくカタルーニャ広場にある階段の端に荷物を置き、そこに座ってティッシュペーパーで汚れを落としていた。どうも、髪を染める時に使うような染め粉の液のようで簡単には落ちそうに無い。コートにもかなり染みがついていた。

そうしていると、60代くらいの女性がやって来て私にお金をせがみ始めた。あまりにもしつこく、私は苛々していたので「私はお金を持っていない」と大声で叫んだ。その後も、女性はまだ私の周りをうろうろとしていた。そこへ先ほどの男性がティッシュを持ってやって来た。私は「ティッシュは沢山あるからいらない」と言ったが、あまりにも「何の問題も無い。使ってくれ。」と言うので、そのティッシュに手を伸ばそうとした。その瞬間、私の背後でノートパソコンの入った鞄に手を掛けて盗もうとする別の男が。何が何だか一瞬分からなかったが私は彼の鞄を持っている手を思い切り殴りつけた。私のパソコンは古いので重いことも手伝ってか彼は堪らず鞄を手放した。次に私が大声で「!?!?!?」と怒鳴り上げると、3人は逃げるようにして去って行った。(かなりの罵声を上げたが、何語で何と言ったのかははっきり覚えていない。) 私の声で周りにいた数人は不思議そうにこちらを見ているが、状況が分かっていない為か誰も助けようとする人は居なかった。正直、一人くらいなら捕まえられたが荷物があるので私はその場を離れることも出来なかった。こんなに腹からムカついたのは久々だった。

私の鞄に染め粉の液が着いた時点で「何か怪しい!!」と思っていたが、彼らは全員がグルだったのだ。それにしても3人をも相手によくも自分の所持品を守ったと思う。あまりに腹立たしかったのでFacebookにこの出来事を書いたら、皆から激励のメッセージやメールを貰い気分も少しスッキリした。その後は、周りに居る人全てが盗人のように見えてしまう。だがこの出来事で、「ここは日本のように安全ではない」ということを肝に銘じることが出来た。

その後のバルセロナではスペインMBA生徒の間では有名人でもあるIE Business Schoolの日本人卒業生(現在はバルセロナで起業されています)に会い、いつものようにスペインでの楽しい時間を過ごすことが出来た。
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# by life-iedemadr | 2009-12-27 08:50 | その他
最後のパーティー
卒業式が終了した日の夜、IEの学生が主催するパーティーがあった。私は自分の部屋の荷物なども梱包したりする時間が必要だったのでチケットを買っていなかった。また、この日は両親が来ている人も多かったので参加者は少ないのでは?という思いもあった。

家で荷物の整理をしていると友達数人から「これが本当に最後だから・・」という声を掛けられ、自分も参加することにした。ところが、650枚販売していたチケットは既に完売しており右往左往してしまった。結局はクラスの代表者から1枚余ったチケットを貰い何とか中に入ることが出来た。

f0171157_9421952.jpg中ではIE Business SchoolのMusic Clubの生徒達が演奏を始めていた。その日はほぼIEの生徒達だけで埋め尽くされていた。大袈裟だが今後もう二度と会うことのない人達が大半だろうと思った。だから、その日は出来るだけ多くの人達と話をするようにして写真を撮ることにした。


f0171157_9431011.jpgいよいよ最後の別れの時。恥ずかしい話だが、一番仲の良かった友人と肩を叩き合った時は涙がこぼれ落ちていた。彼らとはまたどこかで会うはずだ。だが、これまで一緒に過ごしてきたような密な時間を過ごすことはもう無いのだ。高校や大学の卒業式ではそんな感慨深くならなかったが、日本の反対側に住んでいる彼らの事を思うと不思議と胸が熱くなった。
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# by life-iedemadr | 2009-12-24 09:46 | MBA 4-5th Term