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MBAは本当に役に立つのか
MBAは本当に役にたつのか

MBAに対する様々な誤解やMBAの理想と現実のギャップなどを米国のビジネススクール卒業を間近に迎えた9名の協力で書かれた本。MBAで得られるであろう6つのバリュー(専門的な知識・スキル、英語力、グローバルスタンダードの経営感覚、ビジネス上の有用なネットワーク、リーダーシップ、ビジネスに必要な広範な能力)は、果たしてMBAでしか教授されないのか、また、MBA受験生、在校生、卒業生へのアンケート調査などと絡ませ、何が得られるのかが述べられている。

総括すると、MBAは転職の窓口が広がる事実は多少あるが、MBAで学ぶ事をビジネスで活かさなければ何の意味もないものとなるし、活かす為には入学前、更に言うと志望校選定の時点において、自分のキャリアや今後の人生設計で必要なスキルを提供してくれる学校なのかどうかを捉えておかなければならないのだろう。MBA受験をしようか迷っている方、これから渡航される方が戒めとして読むのはいいのかもしれない。
あるMBA壮行会での堀氏(現ドリームインキュベータ会長、ハーバードでMBA取得)、「ハッキリ言ってMBAを持っていたって、ビジネスパーソンとして活躍できると言う事とは、ほとんど無関係なのです。ビジネスに本当に必要な事はいくつもありますが、何が問題かということを発見する能力がまず一番大事だと思います。勝負はMBAを取って日本に帰ってきて、そこから10年間だと思います。ビジネスができるかどうかというのは、だいたい三十代をどう送るかで、ほとんど決まります。年収が1500万だから行くとか、1000万だから行かないとか、そのような判断で会社を選ぶ人がいますが、私はそういう差はゴミみたいな話だと思います。ビジネスで成功すると100億単位のお金が入ってくることは充分可能なわけですので、100万とか1000万の話なんていうのは誤差みたいな話ですから、あまりそのような考えで就職先を選ばないようにした方がいいと思います。それよりも、どのような場所に自分が身を置いて仲間と一緒に切磋琢磨したら、5年後10年後の自分が目指した自分になれるだろうかと、いう点を重視して頂きたい。学力など色んな話がありますので、一概には言えないですし、色んな学校に行くと思いますが、もし行けるのであれば、トップテンと言われるような学校と、それ以外の学校に行くのでは後の就職で相当差が出ます。本当は別に関係ないのです。本当はどこの大学だって良いのです。だけど、大学によっては、就職の時になかなか誰も声をかけてくれない、なんて話がありますので、入れる人は、私はトップテンと呼ばれる学校に入ったほうが良いと思います。」の言葉を思い出した。
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by life-iedemadr | 2008-08-10 01:42 |