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当たり前
最近は日本ではごく当たり前に感じていたこともありがたいと感じるようになってきた。言い過ぎではなく、本当にそう思える。

インターネットが繋がる、シャワーが出る、窓のシャッターが開くなど。。
インターネットはこれまで何度も問題があったので、パソコンの電源を入れて、インターネットが繋がった時、とりあえずは「ホッ」とする。シャワーの蛇口も壊れたが、今では何とか工夫して普通に使えるようになった。朝起きてシャッターを上げようとした瞬間“バチッ”という音がして、シャッターが一切上がらなくなったこともあった。部屋には大きな窓が一つしかないので、一週間ほど電気なしでは真っ暗な生活を送っていた。

人間はどうしても慣れてしまう生き物だから、一度“快適さ”を体験するとそれが当たり前になり、それなしでは生きられなくなる。そこから脱皮するのはかなり難しい。でも、環境が変わればそれに従わざるを得ない。こうして当たり前をありがたいと感じられるのも、やはり日本から外に出たからだろう。洗濯機が回らない、暖房が効かないとか、電気が来ない・・いつかそんな日が自分を襲う可能性はあるが・・・笑
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by life-iedemadr | 2009-01-31 09:30 | MBA 1st Term
閉館時間
最近は学校に最後まで残っていることも多々あるのだが、警備員の態度が少し気になる。閉館時間になると、そそくさとやってきて「時間だから終わってくれ」と各ミーティングルームへ声を掛けている。すぐに出ない我々も悪いのだが・・・机の上に資料も散々広げて、頭捻りながら作業したり議論しているので、言われて3分では片付けられない。(個人的視点なのでもしかしたら5分以上掛かっているかもしれません。)

学校を出るのが最後の時は、閉館時間を10分くらい過ぎているだろうか。出口へ向かって通路を歩いていると、“こんなにいたのか?”というくらいの警備員が集合しており、睨みを利かせている。そして、我々がまだ外に出ていないのに電気を消すやつまでいる。(完全にわざと。) 「俺たちは、高い金払って来てるお客さんだぞ!」と、叫んでやりたい気持ちを我慢して、今日も帰路に着いた。
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by life-iedemadr | 2009-01-30 08:45 | MBA 1st Term
ワークグループスキル(続き)
先日紹介した、“ワークグループスキル”という授業の続きを書きます。

内容は、「最近の組織は、ヒエラルキーから完全にフラット化しつつある」ので、チームワークという横の繋がりが大切だというもの。「個人のパフォーマンスをどうチームに生かせるか」、「チームの定義とは?」などの話が特に多かった。チームとは、「最高8人以内」とか、「安直な多数決や同意により意思決定はチーム内では厳禁」、「公式でも非公式でもリーダーが必要」、だと教授は言っていました。

ちょっと疑問に思ったのは、チーム作成の意義は「1+1→3」を作り出すというまさにシナジー効果にある、と言っていたこと。チームの理想は確かにシナジー効果だということは百も承知で反論すると、実際の社会では作業ボリュームというものも考慮しないといけないと思う。例えば、1.8のボリュームの仕事があって、それは1人では出来ないけど2人ならできる。結局、1人が1、残りのもう1人が0.8の力を出しても仕事は完全に消化できる。この場合、二人の合計は1.8の力しかないが、タスクは完全にこなしている。これは、チームではないのか?シナジーが必要ないなら1.8の作業を半分に分けろという意見もあるだろうが、仕事によっては分けられず、絶対数が必要な場合が必ずある。そして、二人組みのグループに常に3の仕事を与え続けることは不可能だ。毎日の仕事やプロジェクトは、数字では計れない複雑な状況下で行われている。

話が傾き始めたので少し整理すると、シナジー効果の意味は、数字や目に見える結果だけではないのだろう。つまり、お互いのモチベーション向上に役立っていたり、自分が上手にタスクをこなせない時に他人がカバーしてくれたり。負の力を正に変えてくれたり、時にはプラスとプラスが重なり合って人数以上の力を発揮したり、チームワークの良さとはそんな所なのかなと考える今日この頃です。イメージとしては、作業だけがクリティカルに進むことが絶対条件ではなく、組織に合わせて短期・長期の目標を達成しながら、最終的に満足のいく成果物を生み出し、チームメイト全員が少しでも達成感を感じられるチーム。その辺をふまえながら、上手くチームをリードして、夫々が気持ちよく協力できる環境が作れれば最高だ。
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by life-iedemadr | 2009-01-29 10:11 | MBA 1st Term
MBAランキング
昨日、Financial Times(ファイナンシャルタイムズ)紙が毎年発表するMBAランキングで我がIE Business Schoolはなんと世界で第6位にランクアップ。(去年は第8位)
早速学部長からメールでアナウンスがあった。メールの内容は「ランキングアップの要因は大きく2つ。Career progressDiversity。卒業生は、早期にキャリアアップできているようで、卒業後3年間での給与上昇率は世界2位になっている。ランキングは学校の特徴を示すごくわずかな要素でしかないが、この発表は誇り高いものだ。」というもの。

別のランキングでも、去年11月に発表があったBusiness Week(ビジネスウィーク)紙で世界第2位(アメリカは除く)、Economistでは世界10位になっている。

ただ、留学前も今も思うのは、ランキングは一つの目安でしかないということ。この他にもランキングを発表しているところは数種類あるし、注目するポイントも各社で異なっている。また、学校の評価などは本来は要素が多すぎて難しいし、ランキングが上ならばよい学校だとは限らない。(日本の偏差値のように、大学入学の“難易度”だけを計ることはある程度可能だが、MBAランキングはそれを計っているわけでないし、要素が多い。) だから、これからMBAを目指す人達には特にランキングだけで学校を決めないことを強く勧める。自分のイメージと学校の特徴は必ずしも一致しないし、その場合に“ランキング”だけに頼った学校選びをしていると、後悔した時の理由の持って行き場もなく、大きく失望してしまう可能性もある。

それでも、自分の入学した学校のランキングが上昇するのは正直嬉しい。就職先を探す場合にも、それがマイナスに働くことは決してないだろうし。在学中はランキングを下げないように、個人的にも努力したいと思う。
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by life-iedemadr | 2009-01-28 09:16 | MBA 1st Term
ターム終了まで・・・
1タームも残り3週間になりましたが、本日急遽与えられた課題など含め、作業ボリュームが許容範囲を超えてきました。プレゼンが4つ、レポートが2つ。同じグループメンバーも結構アップアップ状態なので、作業分担を振り分けているがそれでも負荷は多い。このままの状態で試験まで突入しそうだ。(働いていた時と同じように、ただ齷齪するばかりでゆっくり考える時間はない。)

明日はアントレプレナーの授業でプレゼンがあるので、先ほどまで学校に残ってレポートとプレゼン資料を作成。私は直接の担当ではないのでずっと資料作成を手伝っていたが、プレゼンの準備を前日夜間まですることに驚いた。作成作業をやっていると、やはり「ここは違う」とか「もっと別の資料を使った方がいい」など、議論も始まるため思ったほどスムーズには進まない。でも、我がグループは本当に真面目でみんな人が良いので、全員で遅くまで作業もするし、愚痴を言う人は誰もいない。作業に執着するこの強かな姿勢は見習うべきだと思う。

私はマーケティングと情報システムのプレゼン担当になっているが、こんなことが無いように数日前には完了しておく予定です。さて、今からその資料作りだ。
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by life-iedemadr | 2009-01-27 09:44 | MBA 1st Term
Workgroup Skills
Workgroup Skillsという授業では、一日通してチームワークに関する議論だった。最初は事前に渡されたケースに伴い、クラス内でディスカッション。“時と場合による・・”という、ありがちな結論に収まって行きそうだったのだが、そこからが少し違った。

その後は、簡単な課題を渡されまずは個人で解答。それから、各グループに分かれてグループの結論を出す作業、そして最終的に教授による模範解答が説明。最後に、個人の点数、グループの点数、グループの平均点などを集計した。これにより、個人で取り組む場合と、グループ(多数)で取り組んだ場合の結果の比較が数字で測られ(正確ではないにしても・・)、教授の話したいことがより伝わってきた。また、結論に至るプロセスのディスカッションもあり、他グループのルールなど参考になる点もあった。

課題の状況は次の通り。私と私のワークグループメンバーが旅行中に、砂漠に不時着。飛行機と操縦士、副操縦士は焼け焦げたという悲惨な状況。我々グループメンバーは、誰も怪我しておらず、不時着前に機長は状況連絡を無線で出来なかった。不時着前の状況から、正式なルート、一番近い採鉱キャンプ地からは100~160km離れており、気温は51℃まで上がることが予想されている。生き残っているメンバー数は、我々のワークグループメンバーと同じで、全員が夏服を着用しており、グループは常に一緒に行動することが条件。これらを前提とし、グループにとって必要なものを15個あるアイテムそれぞれに順番をつけて決定する。最後に専門家の解答と照らし合わせ、順位のズレの数字を合計する。因みに、アイテムは、手鏡、各々コート、各々1ℓの水、塩タブレット、2ℓのウォッカ、“砂漠での食用動物”に関して書かれた本、など。(左は、専門化が選んだベスト3とワースト2があります。どれか分かるだろうか?)

このエクササイズは、「正解がどうだ」とか「遭難の知識がある」ということが問題ではなく、グループで考えて出した結論と最初に自分で出した結論がどう違うのかに焦点を当てている。私の場合も、個人で考えたよりもグループで知恵を出し合った方が明らかに知識量も豊富で、プロセスが体系だっていたと思う。

グループでディスカッションしたのは、まず最初に「移動する」べきか、「動かずに救助を待つか」ということ。個人的には、「移動を考えつつ、動く」という目標設定だったが、グループディスカッションで「動かず待つ」方が最善だと改めて考え直した。そこから、何故そのアイテムが必要なのかを一つずつ話し合った。結果は、個人の場合は70、グループの場合は56だった。点数は正解からのズレの合計なので、低い方が優秀ということになります。(グループ内では個人点がグループ点よりも優れていた人は6人中1名。) クラス全体でも、10グループ中8グループは個人平均よりもグループでの点数の方が優れていた。世界平均では全体の約20%の人がグループで出した解答よりも個人の場合の方が良い結果が得られるようだが、我々のクラスでは30%を占めた。数字の高さに教授は少し驚いていたが、私は個人技を得意とする南米からの学生が多いからでは?と勝手に結論付けた。(なお、わがグループで唯一、個人点の方がグループ点より優秀だったのは・・・アメリカ人でした。彼は個人では50点。)
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by life-iedemadr | 2009-01-26 03:22 | MBA 1st Term
12人の怒れる男
先日の授業で“十二人の怒れる男”(12 Angry Men)を見た。これまで一度も見たことが無かったが、この映画自体はかなり有名だそうで、リメイク版もいくつかあるようだ。チームで決定を下す際の人間模様が描かれており、映画館では10分以内にうとうとする私でも寝なかった。(授業では全部は見れないので20%くらいの部分はカットしてました。)

概要は、陪審員12名が父親を殺した罪で裁判にかけられている未成年の少年の判決を決定するというもの。有罪なら電気椅子(教授が白版にchairと書いたのでそうだと思います)送りになる。そして、有罪・無罪の判決には満場一致が義務付けられており、十二人の意見が揃う必要がある。

少年は、スラム育ちで日頃から父親の暴力を受けていたり、喧嘩などのトラブルも多くナイフの使い方にも慣れていた。そして、事件当日、少年は珍しいデザインの凶器と同じものを購入していた。また、証言者によると父親が殺される直前に「殺してやる」との男性の声を聞いており、その後に走り去る男が目撃されていた。また、少年は事件当時に映画を見に行っていたと言っているが、何の映画を見たのかは覚えていない。

以上のような少年完全不利の状況の中でどのように12名の陪審員たちが議論を繰り広げるのか。最初の投票では、11名が有罪、1名(Davis)のみが無罪を主張した。陪審員の大勢は、今回の有罪は証拠から明らか過ぎるので早く帰れると高を括っていた。ところが、1名だけは「やったかもしれないが、やっていないかもしれない。だから有罪とは言えない」という常にニュートラルの立場に立ち、皆に偏見で物事を見ることの誤りを説いていく。我々が学習すべき点は、11対1という絶対不利の状況の中で、Davisがいかに相手を説得させていったのか

時には無記名投票を行ったり、時には皆の反発を全て聞いた後、抜群のタイミングで新たな証拠を出し反対者の意見を封じ込めたりしていた。彼が主張したかったのは、「偏見や先入観だけで意見を言ってはいけない」ということだと思う。彼は実際に彼が有罪か無罪かは分からないと何度も言っていた。同時に事が偶発した“可能性”を強調しており、反対者が主張していた「事実から明らかだ」という意見とは視点が180度違っていた。そして、人を説得する際の手順も教えていたように思う。実際のビジネスの場では対立する意見は多々あるが、彼のように裏の裏をついて議論を進めていく技法もとても有効だと感じた。

ただし、ビジネスの世界では事が映画のように理想的には進まないはずだ。裁判に関しては“有罪と決まるまでは人は無罪”という無罪推定の絶対原則がある。だから、この映画で言えば、原則として“無罪である”ことを前提に話を進める方が有効なことは明らかだ。しかし、ビジネスの世界では決まりがないし、正解が事前に分からない。例え、正しい決断を下したとして、後になって状況が一転することは多々ある。つまり、ビジネスの世界では我々は過去の変化しないことに対して決断を下すのではなく、未来の不確定なことに対して結論を下さなければならない。人を説得させる手段としてビジネスで使うためには、更に何か工夫がいるような気がする。
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by life-iedemadr | 2009-01-24 17:45 | MBA 1st Term
MBAトーナメント
欧州にあるMBAを目指すにあたって、一つチャレンジしたいと思っていたイベントの一つがこのMBAトーナメント。肩書きでは、“欧州MBAの中で評判の高い14のビジネススクールによって争われるスポーツイベント”ということになっている。

参加校は、イギリスからが最も多くCambridge, Cranfield School of Management, London Business School , Manchester Business School, Oxford SAID Business School, スペインはESADE Business School, IE Business School, IESE Business school, フランスからHEC School Of Management, INSEAD, その他、スイス、イタリア、オランダからそれぞれIMD, RSM Erasmus University, SDA Bocconi が参加するようだ。

我が校もサッカー、バスケット、バレーボール、テニス、ラグビーなど、大会へ向けて各クラブで代表者を選抜しています。また、このイベントはフランスのパリ郊外にあるHEC(アシュウセ)で行われるのが慣例で旅費など費用が嵩む。その為、個別に各企業にスポンサー依頼をしたりして、融資元を探す活動も行っているようだ。今年は5月7日~10日に開催予定です。
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by life-iedemadr | 2009-01-23 10:22 | MBA 1st Term
Quality Circle
Quality Circle(QCサークル)と聞いて、ピンと来る人はどのくらいいるのだろうか。
先日、Organizational Behaviour(組織行動学)のグループプレゼンで、このQCサークルに関して発表していたグループがあった。もともと今回のプレゼンは、各グループともチームやチーム統率がトピックになっており、その一つとして発表されたものだ。

全く知らなかったが、実はこのQCサークルは1962年に元東大教授の石川馨さんにより発表されたそうだ。(日本人でありながら知らなかったので、教室では少し恥ずかしい思いをしましたが・・・) 当時の日本における品質管理は「検査強化による不良品排除によって良品のみを出荷すればよい」という考えで行われていた。ところが、石川さんは品質向上のために”検査部門だけではなく、携わる全部門(経営も含め)参加型の品質管理”の必要性を見出し、QAサイクルを定義したそうだ。現在では、同じ職場内で自主的に品質管理活動を目的とし、主に4~12名くらいの小グループで構成されるのが一般的なようだ。ホンダやトヨタ、GMなどでも頻繁に使われているもよう。

でもこのQCサークル、よくよく話を聞いているとトヨタのカイゼン方式の一部の活動だった。そして、この自主性を重んじた活動には問題点もある。去年話題にもなったが、この活動は実際には有志によるボランティアが原則なので、時間外での手当てなどは一切付かない。この活動に依存してしまい、本来管理すべき管理職の人間が日常管理もQCサークルに任せてしまう。手当ての無い時間外では、モチベーション低下にも繋がり事実と異なる発表などが増える。また、クラスでは「こういった活動が必ずしも受け入れられるものではなく、文化の違いがかなり大きい」という意見が多かった。
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by life-iedemadr | 2009-01-22 09:54 | MBA 1st Term
文明の発達は・・・
今日も放課後は学校へ残ってグループで議論とプレゼンの準備。頭も放心状態になったので、21時過ぎに帰宅した。そこからだった・・・文明の発達は時に副作用をもたらします。。最近は、スカイプやメッセンジャーでインターネット回線を使っていくらでも好きなだけ無料で話が出来る。カメラなんか付いていると、顔まで見ながら・・・

11時半から、グループでまたやり取り開始。終わったのは先ほど1時半過ぎ。。1時過ぎからは、時間と明日のケースが気になりあまり集中できず。心の中で「おいおい、俺はあんたたちみたいにケース読むの早くないし、物覚えも悪いから時間がかかるんだよ」と呟く。そして、明日は朝9時からミーティング。これからの課題はこのグループミーティングになりそうだ。
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by life-iedemadr | 2009-01-21 09:52 | MBA 1st Term